再輸入免税手続きのメモ

高額な商品を海外に一時貸出しすることがあり、再輸入免税の手続きが異常に煩雑だったのでそのメモ。やり方は2通りで、配送業者に委託するか自分でやるか。大事なのはでで赤くマークしたところ。

再輸入免税手続きが必要なのは30万以上の品物

輸入申告額が20万以下のときは手続き不要。

30万以下のときはANAに預けるときに税関職員を呼んでもらって、保税エリアで免税手続きをする、という簡略手続きもできる。

100万以上するものを20万以下と申告するのも自由だが、脱税と保険のリスクがあるので正直に申告することをお勧めします。

 

FedExに任せる場合

出荷は普通にする

出荷手配はWebからでも配送のお店でも。

出荷するときに追跡番号が作られるので、それを大事にメモします。追跡番号は伝票番号とか送付状番号とか航空運送状(Airway Bill)番号とか、いろいろ呼び替えられることもある。

再輸入免税は出荷時に連絡

出荷伝票を作って集荷する前あたりに、FedExカスタマーサービスに「再輸入免税したい」と伝えます。

そうするとFedExの通関部隊からメールが来ます。追跡番号と出荷日を教えてと。それを書いて返信メールします。

後日、輸出許可通知書のPDFが送られてきます。★

この輸出許可通知書はあとで再輸入するときに提出します。

海外送付先での輸入免税

再輸入するときだけでなく、海外の送付先で輸入通関を通すときにも税金がかかります

これをパスするには、カルネという国際間で取り決めた手形を買うか、現地のブローカーにネゴって処理してもらうか、の2パターン。

国によって通関ルールが違うので、少しお金はかかるけどカルネが無難なのかも。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

海外で利用

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

返送の出荷も普通に。発送後が大事

ここもWebで伝票を作って、集荷は現地Fedexのカスタマーサービスに電話して手配します。伝票は集荷したときに書いてもOKだけど。

輸入時

現地Fedexを手配するときは特別な処理は何も必要ない。追跡番号を控えます。★

発送後

日本の輸入通関のときにCommercial Invoiceと輸出許可通知書が必要なので、「到着予定の前日まで」に日本のカスタマーサービスに電話。

「追跡番号xxxについて再輸入免税したい」旨を伝え、輸出許可通知書、配送伝票の控え、インボイスの3点セットをカスタマーサービスに送ります。(FAXまたはEmail)

3点セットじゃなくても、伝票番号を伝えて輸出許可通知書を送ればそれだけでも何とかなります。

そうするとカスタマーサービスから通関部隊に書類が渡り、再輸入免税の処理がされます。

 

自分で東京税関を使って処理する場合

もう1つの自分で処理するのがとてつもなく面倒。自動車でいう車検の更新みたいなもので、素人が行ってするものではない。

羽田空港はとくに、発着ターミナルと手続きをする合同庁舎が700m離れていて、輸出入処理がこなれてない感がある。

基本的な流れはこれです。

  • 輸入申告書、輸出申告書を添えて、関税14条でいう元の状態で持ち帰ったら免税になる
  • 免税手続きについて、わからないことがあれば 羽田税関支所 050-5533-6988 税関相談官に聞く

免税手続で持参するもの

輸出申告書(C-5010)

  • 申告書は3枚 社印を押してく
  • 内容は未記入でもOK
  • http://www.customs.go.jp/kaisei/youshiki/form_C/C5010.pdf

輸入(納税)申告書(内国消費税等課税標準数量等申告書兼用)(C-5020)

  • 申告書は3枚 社印を押してく
  • 内容は未記入でもOK
  • http://www.customs.go.jp/kaisei/youshiki/form_C/C5020.pdf

その他

  • 委任状: これらを手続きをするのが代理人(たとえば社員)なら、代表者から委任されたことを示すものが必要
  • カタログ・写真: 全体と近接(製造者や型番がわかる) があると通りやすい

手続きの流れ

大まかな流れはこちら

  • TIACTまたはテクノに荷物を預ける
  • 特別通関部門で輸出申告、許可
  • テクノに預ける
  • 情報ひろばの奥で積み込み確認して機器受取り
  • 出国

詳細 輸出編

ターミナルから貨物合同庁舎の倉庫その1 TIACTに行って、先に荷物を入れる

  • ターミナルから合同庁舎は700m、歩きで遮るものもなく雨のときは気をつけて。
  • 合同庁舎の入り口にはガードマンがいる パスポート、ID提示、会社、電話記入→カードをもらって入構
  • http://www.customs.go.jp/kyotsu/map/tokyo/haneda.htm
  • TIACT輸出窓口 03-5757-7673 平日8:00−22:00 土8:00−17:30 日祝休日

次は荷物の受取り

貨物合同庁舎2Fの税関窓口 特別通関部門で荷物を受け取る

  • 050-5533-6969 24時間営業
  • ここで輸出申告書の提示をして許可をもらう

あるいは旅客ターミナル2F 到着ロビーの日本空港テクノでも。

  • 0364280658 24h対応
  • 荷物を預けて預かり証をもらう
  • 保管料を払う
  • 15分したら情報ひろばに行く

情報ひろば は、旅客ターミナル ANAチェックインカウンターDの奥にある

  • 輸出申告書を見せて積み込み確認、許可、荷物を受け取る
  • http://www.customs.go.jp/tokyo/content/haneda-johohiroba.pdf
  • 許可されると以下のハンコをくれる
    • 許可印・許可年月日 押印
    • 積 込 年 月 日
    • 減免税条項 適用区分 ×
    • 14条何項 を記載してくれる

全体的に要する時間は3時間

全体で2時間半〜3時間。

・当日ならTIACTでなくテクノで預り証もらい、特別通関部門へ。

・15時TIACTー17時テクノで受け取って持ち帰り、コインロッカー等にあずける。翌日、情報ひろばで提示し積み込み確認

詳細 輸入編

帰りも2時間コース。

  • 携帯品申告書 3 商業貨物 商品サンプル はい その他 品名書く 1セット ◯◯万円
  • 税関 赤と緑の検査台 赤の方
  • 日本空港テクノで預ける 預り証もらう
  • 入国して到着ロビーに移動
  • 貨物合同庁舎 輸入申告書 検査になるときもある 輸入の許可印
  • テクノで受取

備考

精密機器を輸出するとき、規制されてるものもあるので品物を事前に確認する。

輸出貿易管理令の別表1, 2に該当しないことを確認。

貿易経済協力局 安全保障貿易審査課 03-3501-1511

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です